コミックシーモアで連載中の葉月いつか先生の漫画『当て馬さんは高嶺の花に愛される』は、好きな人の本命になれず“当て馬”人生を送っている晴風が、困っている青年を助けた事がきっかけで恋に落ちていく物語です。
仕事先で再会した彼は、何故か晴風に好意を持っているようで…。

ももこ
当て馬さんと高嶺の花が織りなす恋の行方が気になります♪
『当て馬さんは高嶺の花に愛される』の登場人物
山城晴風
デザイン事務所の営業として働く主人公。
好きな人の背中を押す事は得意だが、自分の恋は上手くいかない当て馬さん。
助けた事がきっかけで出会った立花の熱烈アプローチにタジタジになりながらも、一途な彼に惹かれ始めている。
立花仁
裕福な家庭で育ち、海外留学の後にベンチャー企業を立ち上げた青年実業家。
モデル顔負けの容姿で女性にモテモテだが、何故か偶然出会った晴風に好意を寄せている。
実は晴風と過去に関わりがあったようで…。
『当て馬さんは高嶺の花に愛される』のあらすじ
1巻のあらすじ
おせっかいな性格で、他人の背中を押す事は得意でも自分の事となるとポンコツな晴風。
この日も想いを寄せていた職場の同僚の恋のキューピッドとなった晴風は、またも失恋してしまいます。
落ち込みながら帰っていた時、しつこい宗教の勧誘で困り果てている青年を発見。
知り合いのフリをして声をかけた晴風は、上手くその場を切り抜ける事に成功します。
おせっかいな行動をしてしまった事を後悔した晴風ですが、何故か青年は喜んでいるように見えました。
翌朝、想い人が復縁した事を聞きショックを受けながらも、営業周りに出かけた晴風。
そこで昨日の青年・立花と再会した晴風は、彼がアポイント先の代表者だと知り驚きます。
会話の途中で晴風が失恋してしまった事を漏らすと、何故か立花の態度が一変して…。

ももこ
第1話の見どころは、晴風と立花の出会い。
いつも空回りばかりの晴風が、モデル顔負けのイケメンと出会いどんな恋をしていくのか楽しみになります。
立花は晴風に好意を持っているようですが、まさか助けてもらった事で一目惚れしたのでしょうか。
2話のあらすじ
再会した立花から“口説いてもいいですか”と聞かれ、激しく動揺した晴風。
社交辞令だと思い込んだ晴風は聞き流そうと考えていましたが、翌日以降も立花の態度は変わらず熱烈アプローチが続きます。
さらにデートに誘われた晴風は思わず断りますが、打ち合わせ後のランチは断れず行く羽目に。
立花の好意が嘘だと思えないものの、今までの経験からこの恋が上手くいくとは思えずにいました。
その後、仕事終わりにランチをしながら他愛無い会話で盛り上がった二人。
立花と連絡先を交換した晴風はまたも想いを告げられますが、どうしても傷付きたくなくて突き放してしまい…。

ももこ
第2話の見どころは、素直になれない晴風。
これまでの失恋経験から一歩踏み出せない気持ちは分かりますが、拒絶されまくる立花が不憫になりました…。
まだ出会ったばかりなのに、立花が晴風に執着する理由も気になります!
3話のあらすじ
晴風と別れた後、もう一度彼女を誘おうとメッセージを考えていた立花。
急かして困らせたくはないものの、どうしても晴風の笑顔が見たい立花はもっと親しくなりたいと考えていました。
高校生の頃、進路に悩む立花に運命的な出会いが訪れます。
面談に備え職員室の片隅で待っていた立花の前に現れたのは、当時就職が決まったばかりの晴風でした。
夢を実現させた彼女はキラキラと輝いており、立花の背中を押すような言葉をかけた晴風。
親の会社を継ぐしかないと考えていた立花ですが、晴風の言葉がきっかけで夢へと進み始めます。
大学卒業後は実業家として歩み出したものの、立花に近付くのは肩書に目当ての女性ばかり。
女性にうんざりし始めた時、晴風と運命的な再会を果たした立花は一目で恋に落ちて…。

ももこ
第3話の見どころは、立花の過去。
晴風が当時から他人の背中を押していた事に笑ってしまいましたが、立花にとっては運命の分かれ道になったようですね!
今の立花がいるのは晴風のおかげですし、再会と同時に恋に落ちるのも納得でした!!
『当て馬さんは高嶺の花に愛される』を読んだ感想
運命的な再会から始まる恋物語
恋のキューピッド役は得意なのに恋愛初心者な晴風が、イケメン実業家からの恋のアプローチにタジタジになる姿が可愛くて応援したくなりました!
30歳になり周りが結婚していく中で、自分だけが恋愛すらできていないという状況に焦りを感じる晴風に共感。
恋愛は一人でできるものではありませんし、理想と現実は違いますよね。
そんな晴風のおせっかいがきっかけで立花と出会ったのも、もはや運命と言えるでしょう。
初対面の時からの熱烈アプローチに困惑してしまう気持ちも分かりますが、晴風には傷付く事を恐れずに一歩踏み出して欲しいと思います!
踏み出す勇気をくれた人
実は晴風と立花が過去に出会っていたという展開に驚き!
敷かれたレールから外れる勇気をくれたのは晴風ですし、昔と変わらずおせっかいで肩書に囚われない彼女に惚れるのも自然の流れだと感じます。
大人になった晴風は様々な事を経験し傷付いており、当時と同じような笑顔を見せてくれる事はありません。
そんな晴風の笑顔が見たい一心で、懸命にデートに誘う立花が可愛すぎました♪
今はまだ始まったばかりの二人ですが、これからどんな風に愛を育んでいくのか楽しみです!
まとめ
他人の恋路を後押ししてばかりで、自分の恋愛は上手くいかず落ち込んでいた晴風。
ある日イケメン実業家と運命的な出会いを遂げた晴風は、彼の熱烈アプローチに困惑しながらも惹かれ始めていました。

ももこ
純粋な二人の恋の結末が気になります!!