コミックシーモアで先行配信中の瑪々子先生原作・ねむたいが先生漫画の『聖女の姉が棄てた元婚約者に嫁いだら、蕩けるほどの溺愛が待っていました』は、魔力が低いせいで疎まれ続けてきたフィリアが、聖女の姉に棄てられた元婚約者の妻となり溺愛されていくお話です。
姉の婚約者で英雄と呼ばれるメイナードは、魔物との戦いで呪いを受け再起不能の身体に。
彼に想いを寄せるフィリアは、メイナードを救うべく解呪方法を模索して…。

ももこ
健気に頑張るフィリアを応援したくなります!!
『聖女の姉が棄てた元婚約者に嫁いだら、蕩けるほどの溺愛が待っていました』の登場人物
フィリア・アーチヴァル
回復魔法の使い手を多く輩出する伯爵家に生まれた主人公。
魔法の才能がなく優秀な姉と比べられながら育ったが、少しでも国に貢献しようと魔物の生態を調べる研究者となる。
唯一優しくしてくれたメイナードに片思いをしており、何としても彼を救おうと奮闘する。
メイナード
アンジェリカの元婚約者で、英雄と呼ばれる騎士。
平民出身でありながら魔術師団を牽引していたが、魔物との戦いで重傷を負い動く事もままならない状態に。
決して奢る事なく、誰にでも分け隔てなく優しく接してくれる好青年。
アンジェリカ・アーチヴァル
美しい容姿と類まれな魔力を持つ聖女。
秀でた魔力を持つメイナードと婚約していたが、彼が重傷を負った途端に婚約破棄した。
フィリアの想いを見抜きメイナードを押し付けた悪女。
ルディ
メイナードの幼い弟。
兄に暴言を吐いたアンジェリカを毛嫌いし、フィリアに敵意を向ける。
イアン
フィリアが働く研究所の所長。
優しく部下想いで、フィリアが安心して研究を続けられるように手助けをする。
『聖女の姉が棄てた元婚約者に嫁いだら、蕩けるほどの溺愛が待っていました』のあらすじと感想
1巻のあらすじと感想
1巻のあらすじ
回復魔法に優れた人材を輩出するアーチヴァル伯爵家の次女・フィリアは、聖女まで上り詰めた優秀な姉・アンジェリカと比較されながら育ってきました。
才能がないせいで虐げられて育ったフィリアにとって、唯一優しく接してくれた姉の婚約者・メイナードだけが癒しの存在。
しかしある日、王国の英雄と呼ばれていたメイナードは魔物との戦いで瀕死の重傷を負い再起不能の身体となってしまいます。
メイナードとの婚約を破棄したアンジェリカは、フィリアに彼の元に嫁ぐよう命じました。
姉の薄情さに驚きながらも、メイナードを救いたい一心で屋敷を訪れたフィリア。
寝室へと案内されたフィリアが目にしたのは、別人のように変わり果てたメイナードの姿で…。
1巻の感想
魔力が低いせいで虐げられながら育った主人公が、想い人の妻となり溺愛されていく展開に心躍りました!
聖女×英雄というパワーカップルだったのに、メイナードが重傷を負った途端に棄てるアンジェリカにドン引き…。
しかも、フィリアの想いを見抜いた上でメイナードを押し付ける性悪さに呆れてしまいます。
メイナードの状態は想像以上に思わしくないようですが、フィリアはそれでも尽くすつもりでしょうか。
2巻のあらすじと感想
2巻のあらすじ
変わり果てたメイナードに驚きながらも、生きていてくれて良かったと涙したフィリア。
しかし、アンジェリカの妹だと伝えた途端、メイナードの弟・ルディから敵意をぶつけられたフィリアは理由を尋ねます。
なんとアンジェリカは婚約者の身体を案ずるどころか暴言を吐いていた事が発覚。
フィリアは姉の振舞いを謝ると、ルディを抱きしめながら絶対にメイナードを傷付けないと約束します。
ルディが去った後、フィリアの重荷になりたくないと弱音を吐くメイナード。
それでも彼の優しさに救われてきたフィリアは、自分の意思でここに来た事、そしてメイナードの側にいられる事が幸せだと微笑みました。
フィリアの優しさに感謝しながらも、メイナードは来るべき時が来たらここから離れて欲しいと訴えて…。
2巻の感想
メイナードを棄てただけでなく、暴言まで吐いていたアンジェリカに絶句…。
ルディが激怒するのも当然ですし、兄を慕う弟の姿にいたたまれなくなりました。
フィリアならメイナードを裏切るはずもありませんし、尽くす中で愛が芽生えていく展開となりそうですね!
しかしメイナードの状態は予想以上に深刻で、二人が乗り越えられるのか心配になりました…。
3巻のあらすじと感想
3巻のあらすじ
死期を悟った魔物から、重い呪いを受けてしまったメイナード。
首筋に付けられた痣はだんだんと広がっており、メイナードはこのままでは周囲を危険に晒してしまうと案じていました。
メイナードの状態を知ったフィリアは、王国内の研究所で魔物の生態や、全線で戦う者にとって役立つ情報を調査する仕事をしていると打ち明けます。
魔力の低いフィリアは少しでも国に貢献するために、狭き門と言われる研究者の道に進み、初めて自分の居場所ができたと感じていました。
過去の文献から、メイナードの身体に刻まれた呪詛に近いものを見かけた事のあるフィリアは必ず解決策を見つけると約束。
その直後、フィリアの勤務先の所長・イアンがやって来ます。
イアンはメイナードを襲った魔物の正体について言及すると、屋敷に来た理由について説明して…。
3巻の感想
死ぬ間際に魔物から受けた呪いが身体中に広がっていくという、とんでもない状況に唖然。
いつか周囲を危険に晒すかもしれないと聞いても怯む事なく、解決策を見つけ出そうとするフィリアを応援したくなります!
イアンも部下思いで素敵な人ですし、研究所員たちの協力があれば解呪の可能性もあるかもしれませんね。
3巻の時点では溺愛まで程遠いと感じましたが、二人が幸せになれる事を祈りたいと思います!
『聖女の姉が棄てた元婚約者に嫁いだら、蕩けるほどの溺愛が待っていました』の結末予想
フィリアとメイナードが永遠に結ばれる
魔物の呪いを受け死期が迫るメイナードと、彼を見捨てる事なく解決策を模索するフィリア。
過去の文献を探れば解呪の方法が見つかると思いますし、支え続けてくれたフィリアへの愛が深まっていく事でしょう。
解呪が成功して元の身体に戻れたら、大好きなメイナードから永遠に溺愛されるご褒美が待っているかもしれませんね!
メイナードが魔術師団に復帰する
今はまだ絶望的な状況が続いていますが、フィリアの努力の末にメイナードの呪いが解けると予想しています。
元の身体に戻れたらメイナードに敵う者などいないでしょうし、復位する事も可能でしょう。
婚約者を呆気なく棄てたアンジェリカの悔しがる顔が浮かびますが、盛大なザマァを期待したいと思います♪
まとめ
英雄と呼ばれたメイナードが重傷を負った途端、呆気なく婚約破棄したアンジェリカ。
姉の身代わりに妻となるよう命じられたフィリアは、メイナードを支えようと決意します。

ももこ
フィリアの愛はメイナードを救う事ができるのでしょうか。